ホワイトバランスの考察

QPカード(QPcard 201)ってご存じかしら?

こんな撮影用のカラーチャートなんですが、グレースケールだけじゃなくてPantoneカラーで印刷された、2枚入りのカラーチャートです。

カラーチャートの各色のデータシート(Lab値やRGB値)が記載されたPDFもあるし、これ、意外に便利なんだけど知られていない様で…。
ぐぐる先生では使用例が出てこなかったっす…「QPcard 201」で日本語検索だと8件っ?!

とりあえずこのチャート使って撮影をしてみましたので、自分用にメモ(ぉ
画像はちょっと大きめにしたので、続きに掲載っす。


*わかりにくいとの指摘を頂いたので、若干文章を修正(2007.10.2)

実はQPカード201用のカラー調整の為のソフト、QPcolorsoft 501が発売元のサイトからフリーで落とせるのです。
データシートやチャートの画像データも上記サイトから落とせます。
ソフトはMac版&Win版があるのですが、残念ながらJPEGにしか対応していない。
…けど、Photoshop用スクリプトでCameraRAW画像にも対応出来る様になりますたっ!

The Photoshop JavaScript is free and QPcard 201 is only $20.95 for two cards.
フォトショップのジャバスクリプトはフリーで、$20.95(2枚入)のQPcardだけでOKっ!(適当翻訳)

使い方まだよくわからんけど(www

とりあえず今回は、CameraRAW(AdobeRGB、F8、1/4秒、EF-S60mm F2.8 マクロ USM)で撮影した物を、一度JPEGで保存してからQPcolorsoft 501で一発補正してみました。
出来るだけノーマルに近い状態で比較するために、RAW現像処理では画像を触っていませんので、若干暗く見えます。
撮影時に失敗して白飛び起こしかけていたので触れられなかったとも言う…(苦笑

(1)撮影時にホワイトバランス調整

本撮影前に、白い紙を撮影して、それをホワイトバランスとして使用しました。
暗く見えるけど、ナチュラルに近いヒストグラムで白飛び、黒潰れは殆ど有りません。
ですが、若干緑かぶりをおこしているので、ピンクが若干くすんでいます。
また、靴の濃いピンクの箇所もくすんで見えます。

(2)カラーチャートからグレー補正

出来るだけ色かぶりが直る様にカラーチャートのグレースケールを、Photoshopのグレースポイトツールで拾って補正した例。
…と言うのも、レベル補正のグレースポイトツールで18%グレーを拾っても、1pxずれただけで別な色かぶりを起こすんですよねぇ…。
それに正直グレースケールだけだと(1)と比べても補正しきれていないです。
出来るだけ色がぶりが無い様にしてみましたが、やっぱり色は若干緑が被っています。
バック紙は茶色系なのですが…ねぇ。

(3) QPcolorsoft 501での補正方法

QPcolorsoft 501で、中枠がそれぞれのカラーチャートに合うように外枠を動かす一発選択ツールでカラーチャートを囲んで、色補正プロフィールを作成します。
次に、作成したプロフィールを元に他の写真を補正すればOK♪
ちなみに、バッチ作業も出来るので、複数の写真でも照明条件が変わらなければ自動で補正できるので結構便利。
ちなみにこの写真だけはRAW現像時に補正して取り込んでいるので明るくなっています。
いつものレビュー写真はこんな感じで、補正済みの画像にリサイズやシャープ処理をしますが、こうやってみると緑かぶりと発色の悪さは根本的に解決できていません。

(4)QPcolorsoft501で補正済み画像

QPcolorsoft501でカラー補正が終わるとこんな感じになります。
色合いは一番再現されて本物に近く、問題だった靴や服の色合いなどは、こっちの色が近いですが、若干赤っぽくなったかな?
まぁ、1〜2と比べると全体的にくすみが取れて色のコントラストが出てきましたよ。

(5)ちょっと暗いのがぃゃんなので、補正

本来なら補正はあまりかけないのですが、あまりに暗く見えるので、クラフト紙に出来るだけ近づけるまで中間色を明るくしました。(バック紙はクラフト紙[薄い茶色]なのですが、元の写真では全体的にかなり色が濃くあがっている)
ちなみに中間色を明るくすると、キレイに見える(女優がライトをガンガンたくのと一緒?)のですが、やっぱりコントラストが浅くなりますな。
それに、明るくすると赤かぶりがハッキリ分かる…orz
やっぱり撮影時にきちんと適切に撮るのが一番ですな。

とりあえず、今日は時間無いので適当に撮ったけど、次はしっかり試してみるつもり。

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